I.Gでは、どのような仕事をされていますか？

『PSYCHO-PASS サイコパス 3』、『PSYCHO-PASS サイコパス 3 FIRST INSPECTOR』の制作デスクをしています。『ジョーカー・ゲーム』や『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System』などではプロデューサーをやっていましたが、今回は現場の要請に応えて制作デスクに回りました。

『サイコパス』の制作はいかがでしたか？

私個人の感覚としては、作品に対するプレッシャーというものはないのですが、塩谷直義監督と、どう渡り合うかというプレッシャーはありました。ただ、出来上がる作品が圧倒的に面白いし、それぞれの過程での打ち合わせでスタッフに100％を伝えようとする努力を惜しまない方なので、出来上がる作品に対しての不安はありませんでした。

どんな人にProduction I.Gに入社してほしいですか？

普通に働いてくれる人、です。でも普通に働くというのが実は難しいことで、この業界はずぼらな部分もあるし、時間にもルーズだし、クリエイターもぶっ飛んだ人が多いので、その中で普通の基準をもって仕事ができる人に入ってきてほしいです。

これからどういった作品を作っていきたいですか？

作品のタイトルは問いません。アニメには、クリエイターの合わせ方や盛り上げ方によって「作品を面白くする力」があると思っています。どんな作品であれ、アニメという土壌に入った瞬間に、アニメとして面白いものを作っていきたいと、私は思っています。