篝火が照らす境内で、しよりと愛子が目にしたのは異様な光景だった。 白装束を身に纏い紙の面をあて、手には鳶口を持った村人達……。 その光景を遠巻きに見ていた二人だったが、突然背中を押され人々の輪の中に倒れこんでしまう……。
第1話 ← → 第3話