Production I.G

4月に劇場公開され、現在DVD/Blu-rayも発売中の劇場用アニメーション『ももへの手紙』が、オーストラリアのブリスベンにて開催された2012アジア太平洋映画賞（2012 Asia Pacific Screen Awards 以下APSA）にて、最優秀アニメーション映画賞を受賞いたしました。

APSAとは？

APSAはオーストラリアのクィーンズランド州政府、ユネスコ、国際映画製作者連盟（FIAPF）の協力によって毎年開催されている、アジアと太平洋地域作品を対象とした映画賞です。2007年の発足から今年で第6回目を迎え、東西はエジプトからクック諸島まで、南北はロシアからニュージーランドまで、70カ国と45億人と地球人口の3分の1を抱き、映画産業の2分の1の製作本数を誇るアジア太平洋地域の多様な文化から優れた作品が選び抜かれグローバルな舞台に紹介されます。

今回、アニメーション映画賞には『ももへの手紙』の他、『おおかみこどもの雨と雪』（細田守監督、2012年）、『虹色ほたる ～永遠の夏休み～』（宇田鋼之介監督、2012年）、『コクリコ坂から』（宮崎吾朗監督、2011年）、『ハッピー フィート2 踊るペンギンレスキュー隊』（ジョージ・ミラー監督、2011年　豪米共同製作作品）がノミネート作品されていました。日本の作品が同部門で受賞するのは、2007年の「秒速５センチメートル」（新海誠監督、2007年）以来となります。

Production I.Gの作品としては、過去に『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』（押井守監督／第3回、2009年開催）、『ホッタラケの島 ～遥と魔法の鏡～』（佐藤信介監督／第4回、2010年開催）が同部門にノミネートされました。