作品紹介ももへの手紙
仕上之巻
お仕事絵巻
仕上げとは、絵を彩色する行程です。
「もも」では仕上げソフトをRETAS(レタス)とAnimo(アニモ)を使用しています。今回は、色をつくる工程もご紹介。
AnimoとRETASの違いとは
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Animoは、スキャンの際に元の鉛筆線の実線の質感が残り、絵の柔らかな雰囲気がそのまま画面に起こされます。
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RETASは、スキャンの際に線を「2値化」します。
仕上
「ももへの手紙」では約4割がRETASソフトで塗られました。
RETAS全カットの色指定と仕上げ検査をして頂き、
朝から晩まで誰よりもパワフルに働き続けているRunRoad田中さん。
セルアニメを描きたいという気持ちからアニメ会社に就職し、
色彩設計として活躍されている現在に至るまでの、興味深いお話しになっています。
普段あまり語られない仕上げのお仕事とは?
本コンテンツの公開は終了しました。「三人娘巴制作一大記」は未公開コンテンツを追加した完全版として、「ももへの手紙」初回限定版(Blu-ray)に特典として収録されています。
田中美穂
代々木アニメーション学院を卒業後、2000年I.G仕上げ部に入社。RETASが主流になる前からRETAS要員として多くの作品に参加。2004年にRun Roadに移り、多数の作品の仕上げ、仕上げ検査を担当。最近は「もしドラ」「うさぎドロップ」「シャイニング・ハーツ」他、色彩設計として活躍している。