押井守監督最新作『ガルム・ウォーズ』日本公開日が決定しました!

押井守監督劇場最新作『ガルム・ウォーズ』の公開日が5月20日(金)に決定いたしました!構想15年・制作費20億円をかけ制作された本作はオール北米ロケで撮影を敢行し、登場人物も外国人俳優からキャスティングを行いました。押井監督初となる全編英語台詞作品となり世界20カ国ですでに公開されています。また、本作の日本語版プロデューサーをスタジオジブリの鈴木敏夫氏が担当することも併せて決定致しました。

鈴木敏夫氏コメント

押井守との出会いは、30年以上前に遡ります。
当時から彼は、日本の映画を変えたいという夢に燃えていました。
たがいに別な道を歩んできたけれど、こうしてたまに、交錯する事があります。

押井守が日本で果たすことが叶わず、海外で撮った、15年越しの「夢」。
その日本語版をどうやって作るのか?
英語版を2度3度と見ながら、
台詞の内容を一切変えずに、作品の印象を一変させてみたいと考えました。
それがこの仕事を引き受けた大きな理由です。

そのために必要なのは、日本的情緒を表現できる声優さんと、
それを演出出来るディレクターさんでした。
幸いなことに、朴璐美さんという名優と、演出の打越領一さんとの出会いがあり、
その目論見が実現出来ました。

押井さんの大ファンである名脚本家・虚淵玄さんの協力も得て、今作品と向き合っています。
この日本語版を押井守が見てどう思うのか。
押井さんが悔しがるのが楽しみです。笑。

日本語版プロデューサー スタジオジブリ 鈴木敏夫

スタッフ

原作・脚本・監督
押井守
日本語版プロデューサー
鈴木敏夫
音楽
川井憲次
協力
スタジオジブリ
制作
Production I.G
製作
バンダイナムコエンターテインメント Production I.G
配給
東宝映像事業部 コピーライト:©I.G Films

出演/声の出演

カラ
メラニー・サンピエール/朴璐美
ウィド
ランス・ヘンリクセン(『未知との遭遇』『エイリアン2』)/壤晴彦
スケリグ
ケヴィン・デュランド(『ウルヴァリン』『ロビン・フッド』TVシリーズ「LOST」)/星野貴紀

ストーリー

遙かなる古代、戦いの星・アンヌン。ここには創造主・ダナンがつくったクローン戦士・ガルムと彼らから神聖視される犬・グラと、鳥が生息している。ガルムはたとえ命を落としても、その個体の記憶をクローンの脳に転写することで、幾世代も生き延びてきた。

ダナンが星を去った後、覇権をめぐり3部族の抗争が続いていた。ある日、空の部族・コルンバの女性飛行士「カラ」は、陸の部族・ブリガの兵士「スケリグ」との戦闘の最中、情報操作に長けた部族・クムタクの老人「ウィド」と出会う。


我々は何処から来て何処へ行くのか?


ウィドが投げかける不可思議な問いによって、敵同士である彼らの間に奇妙な連帯が生じ、3人は「ガルムの真実」を探る旅に出る。しかし、それは神の怒りに触れる行為だった――。

公式サイト

映画『GARMWARS ガルム・ウォーズ』公式サイト
garmwars-movie.com