百目鬼の代わりに、侑子に頼んで自分の右目を差し出した四月一日。それでは気がすまない百目鬼は、家の蔵で四月一日の右目を取り戻す方法を調べていた。百目鬼の祖父が書いたという書物にその方法が書かれていたが、読もうと思ったその時、ひまわりから借りた本からアヤカシが現れる。
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