9話:深海の秘密

脚本
海法紀光
コンテ
平田智浩
演出
平田智浩
作画監督
植田実、加々美高浩、才木康寛

ガルガンティアを離れたピニオンたちが到着したのは「霧の海」。霧の中には旧文明の海上プラントがあり、その海底にはお宝が多数眠るはずの海底施設があるのだ。いまは遺跡として静かに眠る施設に、ピニオンはかつて兄とともに迫ろうと試みたことがあった。だが、そこを巣とするクジライカの大群によって兄は命を落とし、ピニオンはその仇をとろうと心に誓っていたのだった。同じくガルガンティアを離れ、霧の海に挑んだレドは、襲い来るクジライカをチェインバーとともに次々と撃退する。禁忌の生物と思われていたクジライカを倒すことができるとわかり、快哉をあげるピニオンたち。さまざまな武器を駆使してクジライカをほぼ全滅まで追い込んだチェインバーの前に、ついに女王クジライカが姿を見せる。その力に苦戦を強いられるレド。かつて研究施設であったとおぼしき海底遺跡で、レドやピニオンを待つのは果たして何なのか。そしてついに、レドは旧文明の滅びの真実を知る。