10話:野望の島

脚本
谷村大四郎
コンテ
小村方 宏治
演出
小村方 宏治
作画監督
森田 史、石塚 健

ついに自分たちの船団をプラントに接舷させたピニオン。旧文明の遺物の力を目の当たりにしたピニオンは、「クジライカを倒し、自分たちが圧倒的なお宝を手に入れた」と無線で宣言する。近づく船は容赦なく沈めると断言するピニオンに、船団は大きく揺れる。ピニオンの考えに抵抗を感じるもの、賛成するもの。メルティは渦中に巻き込まれ苦悩する。一方、海底遺跡の中で手に入れた記憶媒体を通じて、ある真実を知ってしまったレド。すべてを捧げて戦ってきた人類銀河同盟の戦争に意味はあったのか。レドは自分の行ってきた行為を振り返り、嫌悪感を抑えることができなかった。一方、ピニオンの無線を聞いたガルガンティア船団にも、大きな衝撃を受が走る。レドとチェインバーがクジライカを殲滅したと知り、動揺を隠せないエイミー。「レド、どうして……」。やがてピニオンの警告にもかかわらず、お宝を狙った海賊船が接近してくる……。