13話:翠の星の伝説

脚本
虚淵玄
絵コンテ
村田和也
演出
村田和也 鎌倉由実
総作画監督
田代雅子
作画監督
植田実 小澤郁 中村深雪 片桐貴悠 堀元宣 村山章子

クーゲル船団に反旗をひるがえしたピニオンは、ラケージ、フランジらと共同戦線を張っていた。上空ではマシンキャリバーの、海上ではユンボロたちの総力戦が激しさを増す。チェインバーとストライカーが激しい空中戦を繰り広げる中、衝撃の事実が明らかになる。レドがチェインバーのコックピットを強制的に開け放った時、そこにいたのは既にミイラ化したクーゲルだった。ストライカーのAIは、生前のクーゲルが構想した社会形態を、その死後も維持し続けていたのだ。ストライカーはレドに迫る。「レド少尉、貴官もまた自ら思考し判断することを負担と感じていたはずだ。私はその重圧から貴官を解放できる」。レドが反論しかけた時、チェインバーが割り込みストライカーの論理に反論する。この地球にも居場所はなく、さらに人類銀河同盟にも幻滅したレド。レドは、ただ自らの命を賭けてストライカーを止めようとする。行き場のないレドが最後の戦いの果てに見たものは……。