土蜘蛛族との戦闘で、負傷してしまった頼光=光は、綱の説得により、近くの里におりて体勢を立て直すことにする。里に向かう途中で、貞光(さだみつ)と名乗る、2人の女を引き連れている村人に出会う。初対面にもかかわらず、なぜかその男は、頼光と綱を異様なまでに敵視していた。一方で、土蜘蛛とはうまく共存をしているので、戦うのはやめて欲しいと里の長に懇願される頼光は、その言葉に一人、思い悩む。しかし、そんなさなか、村に関する、ある驚愕の事実が発覚する。