作品紹介お伽草子

『お伽草子』otogi_top.jpg

放送スケジュール

2004年7月6日放送開始 全26話 各30分

メインスタッフ

原作
Production I.G・日本テレビ
監督
西久保瑞穂
キャラクター原案
田島昭宇
キャラクターデザイン・総作画監督
黄瀬和哉
制作
Production I.G
製作
日本テレビ・バップ・Production I.G

守りたい、人がいる。

平安編

時は平安時代の中期―。飢饉と疫病により、都はすっかり荒廃していた。しかし、そんな状況に際してもなお、武士と陰陽師は覇権争いのための醜い争いを続けていた。

苦しむ民を見かねた朝廷は、弓の名手である源頼光(みなもとのらいこう)に、都に平安をもたらす不思議な霊力を持つという、伝説の勾玉を探すように命じる。

しかし、頼光は疫病に倒れてしまい、源家の末娘、光の君(ひかるのきみ)が正体を隠して、兄に代わり勾玉を探す旅に出ることになる。忠実な部下、渡辺綱(わたなべのつな)をはじめ、旅の途上でいろいろな人に出会い、仲間を増やしていく光。

美青年の申楽師、万歳楽(まんさいらく)や、朝廷の裏に暗躍するミステリアスな陰陽師、安倍晴明(あべのせいめい)に出会いつつ、光は、様々なできごとに巻き込まれ、翻弄されていく。やがて光は、万歳楽との淡い恋を胸に隠し、男装の令嬢として、都を巡る大きな戦いに身を投じていくのであった…。

東京編

2004年、東京―。ヒカルは都内の高校に通う17歳の女子高生。両親は既に他界したが、残された大久保のアパート「源荘」で大家として暮らしている。

源荘では、フリーライターの綱(つな)や、キャバクラのスカウトマン貞光(さだみつ)。貞光が連れている食いしん坊の子供、金太郎(きんたろう)や怪しい占い師の卜部(うらべ)たちが下宿人として暮らしている。

一方で、ヒカルの兄、頼光(らいこう)は、1年ほど前にナゾの失踪を遂げていた。そんなある日、ヒカルは東京の街中で偶然にも兄を目撃する。
しかしながらその姿は、そばにいた綱にはなぜか見えていないようなのであった。その事件を境に、ヒカルの身の回りで神隠しにでもあったかのように、色々な人が次々に行方不明になっていく。今、東京の街で、何が起きようとしているのだろうか。

関連情報

・「お伽草子」公式サイト
http://www.ntv.co.jp/otogizoushi/