急ぎ都へと帰京した頼光たち。参内した席において、酒呑童子らの企てを奏上するが意に介されず、かえって窮地に立たされることとなる。そしてこの夜、覚悟を決めた光は、兄の残した笛を手に、一人屋敷を後にするのだった。