作品紹介BLOOD+

2005年9月30日 OO

先日1話の関係者試写が都内某所で行われました。1話の完成と言う事なのでオープニングテーマを歌っている高橋瞳さんも駆けつけてくれました。
現役女子高生であり、低姿勢で礼儀正しい女の子です。
でも、さすがに何万人のなかから選ばれた人です、歌が上手いだけじゃなく普通に話している声もなんとも言えず魅力的です。
やはり、一流の歌手は普段の声から違うものだなと関心しました。
10.1のリレーイベントは彼女の生ライブが行われ数曲披露してくれます。その歌声だけではなく映像もいろんなサプライズがあるので運良くチケットを入手した方は期待していて下さい。
「BLOOD+」のオープニングテーマ「青空のナミダ」はお世辞抜きで良い曲だと思いますね。

2005年9月29日 ゴ★ウ

お疲れさまです。ゴ★ウです。

ただ今、10月放映予定の某テレビ番組の取材中です。
正に今、私の斜め前で進行役の方が綿密な下見と段取りの
打ち合わせをされてます。

このアホ日誌がWebに載るのは一週間後ですが、
全く興味なんかないぜみたいな素振りで聞き耳立てて、
これを書いてる今だけは、
俗に言う実況中継ってやつですね。

まるで気分は火サス、ブラッド制作は見た!って感じです。

あ、進行役の方がいらっしゃいました。
今日の日の為、ミーティングスペースに貼りまくった
番宣ポスターを見て即座、映画も見てなきゃ言えない発言を
バシっと放たれましたよ的確に。

見てらっしゃる、この方はうちの会社の作品を見てらっしゃる、
とパーテーションの裏で私がほくそ笑んだらOO(ダブルオー)、
冷徹な顔で、「ゴ★ウさんも出るんだよ」と言いやがりまして、
寝癖寝不足スッピンで、画面の隅に映るハメにと至りました。

これじゃ実況できないじゃん!!!

それはさておき、ミーティングに参加した一同、
緊張に薄ら笑いしか浮かべられない中、それでも話をしてますと、
進行役の方の声が遠くから聞こえて、そして乱入。
一応、秘密書類みたいなのも開いてたので、せっせと隠し、
TVカメラの枠の外で、見ていたモニター映像をさり気にoff。

進行役の方がTV慣れなぞするハズのない監督を
上手にいじって下さる中、
私が世相に実像を晒す事無く終了する事もなかろうかと、
ちょっとリラックスした瞬間、
話をふられてカメラに映るハメに。

進「そちらのお姉さんは」

ゴ「三十です」

進行役の方の何気なファンなもんですから、嬉しいんです。
嬉しいんだけど、なにぶん、寝癖寝不足スッピンなので、
尺の都合でカットして貰えると信じていたい乙女心。

にしてもTVデビュー第一声目が「三十」って(泣)

2005年9月28日 ハヤブサ

武士は食わねど高楊枝ですハヤブサです。
BLOOD+班が三階に引っ越して来て早一ヶ月になります。
三階に引っ越したと言っても、ずっと三階にいるわけではないのです。
四階の動検さんの所や一階の編集さんの所に行ったり来たりしています。
毎日階段を駆け上がったり、駆け下りたりしてるのです。
意外と疲れます。
でも、最近はすっかり階段に慣れて、
取引先のビルなどでも階段を使ったりしてます。
割と健康的です。健康的ぶってます。

あと、この時期、なんかエレベーター、ムッとしてるし。

ということで、毎日ハヤブサは階段を
急いで上り下りしています。

転がる石の様に、人生よりも急な階段を。

今日のオススメ
『近代美術史テキスト』/ 中ザワヒデキ

2005年9月27日 マティ

お疲れ様です。マティです。

実はコレが載る27日はBLOOD+のアフレコ日なのです。
多分、自分もアフレコ現場にいってます。
じつは初めてです。

声優さんたちが、これまでスタッフの皆さんが丹精込めて作った映像に音を入れます。
声優さんたちが感情移入できるような出来になっているはずです。
そう信じたいです。

じゃ、柄にもなくキンチョ-したりしてっちますが、
いっちきます。

2005年9月26日 巴御前

先日マティさんがお話していた「打ち入り」。
私も参加させていただきました。
時は今月上旬、場所は新宿。
聞くと、中華のおいしい所らしく。
うきうきわくわく行ったはいいのですが……
気が付けば、アニメーターや仕上げの新人さんと
テーブル囲んでごはんそっちのけでビール片手にわいわいと。
そんな私の元に、ご来賓の方々に挨拶をしていた監督が。
私がいたテーブルの周りには、音響演出の方や、声優さんへのご挨拶のようです。
どさくさに紛れて私も……。

普段お会いしない方々と話すことが出来て、非常にいい刺激になりました。
やる気倍増です。100%のやる気が200%です。
50%が100%になったわけではありませんよ、念のため。

一次会も終わり、二次会に移動したBLOOD進行4名。
盛り上がりに盛り上がったところで残念ながら終電の時間です。
電車組が中締めで帰ってゆきます。
その中に、

「今日は徹カラ(徹夜カラオケ)だぞっ、巴御前!!」

と、打ち入り1週間前から異様な盛り上がりを見せていたマティさんの姿が。何っ!?
翌日話を聞くと、中締めで私を除く3人は帰ったとの事。

その頃の巴御前はといえば、
トイレに行ったっきり一向に戻ってこない、S谷さんを待ってみたり、
カレーや納豆の話で作画監督さんや声優さんとのしゃべり場を繰り広げておりました。

ところで。
徹カラはドウナッタンデスカマティさん。
そんな疑問を抱きつつ、打ち入りの夜は静かに更けてゆくのでした。ハイ。

2005年9月22日 ゴ★ウ

お疲れさまです。ゴ★ウです。

長々とお送りしている合宿日記も今日で最後。
つかネタ延ばし過ぎ?これはどうもすみません。

そんなこんなで三日目の朝、
夏休み最後の週末とあって帰省ラッシュが予想され、
しかも午後イチに東京駅から出張するって方もいらっしゃり、
朝の8時起床に、9時出立。
おかげで明け方寝たのに小中学生並みの早起きですよ。

(いや、深夜に小一時間、睡眠的に気絶させて頂きましたから、
皆様よりは寝てたのですが、ゴニョゴニョゴニョ……)

目をこすってネムネム階下に下りてくと、
前日カレー用にと巴御前が炊き過ぎた山のようなご飯の残りを、
皆がっせとお握ってました。

このご飯、
私の計算ですと、9~10合炊けば十分だったと思うのですが、
そこは巴御前勘定で、一人一合、計12合をきっちり炊いたものですから、
そりゃ鬼のように余るわな。
なんつったって、炊けた米の圧力で炊飯器の蓋がそっと持ち上がるのを
生まれて初めて目撃した訳ですし。

そんな曰くありげなお握りをラップに包んで分配すると、
それぞれ荷物を積み込み、家路の高速へと車をのびのび走らせて。
殆ど寝てない監督のマーチで、ガンガンCD流して歌いつつ、
妙に静まり返った後部座席を振り向くと、
ありえないほど激しい前傾姿勢で、シートベルトにひっかかるようにして
ある種、宙吊り状態で爆睡する巴御前の可哀相な寝姿が。

居眠り防止のアスファルトの段差で、車が僅かに揺れるたび、
巴御前の首がぐらぐら左右に動き出し、
まるでお前は歌舞伎役者か的な連獅子のような首フリ状態。
鞭打ちにならないか心配しつつも、起こしちゃ悪いので見なかったフリ。

これが私の優しさです。

途中、談合坂で好例の焼き団子を食べ、意外と空いてた高速を下り、
何事もなく会社到着。
何故か行きより増えてる荷物をトランクから運び出し、
お世話になってる方々へのお配り用の多種多様な饅頭の箱の山を抱えて
冷蔵庫に叩き込み、長かった八ヶ岳の合宿を終わらせましたが、
カレーの一件だけが一夏の禍根とあいなりました。

もう、ガッカリ。

2005年9月21日 ハヤブサ

なんだか身体の節々が痛いですハヤブサです。
あんまり調子が良くないです。
御飯あんまり食べてません。
大好きなビールも飲んでません。
ホントは秋の味覚とビールで一杯やりたいです。
キノコ食べたいです。キノコ。

食いしん坊な小夜は何が好きなんでしょうか?
肉ですかね?因みに巴御前は肉ですね。

やっぱり、冷蔵庫開けたら梅酒がいっぱい入ってて、
「こうなってないと落ち着かないんだよね。」って、
そんで、グビッ、「うめーっしゅ」……
間違えました。
*未成年の飲酒は法律で禁止されています。

今日のオススメ
映画:『アイデン&ティティ』

2005年9月20日 巴御前

八ヶ岳ネタも3周目です。そろそろ飽きてきましたか?
ごめんなさい、たぶん、きっと、そろそろ終わると思います。
もう少しだけお付き合いくださいオネガイシマス……。

恐怖のディナー、カレーを作っていましたゴ★ウさんと巴御前。
そういえばサラダも作るんだった、と冷蔵庫の前に立った私ですが。
きゅうりをどこにしまったか忘れてしばし放心。感覚的には5秒くらい。
あっ、そうだそうだと思い出して野菜室の取っ手を引いた私の後ろから感じた視線。
振り向けば、合宿メンバーが不安げに、ものすごーく不安げに、

「巴御前、大丈夫か!?」

と一言。 何をそんなに心配してるのかと、よくよく話を聞いてみると
どうやら私、5秒じゃなく20秒放心してたみたいです。

まぁ、その後きゅうりは見つかり、ゴ★ウさんの日誌の通り食事を終え、
ミーティング再開です。

しばらくして、一日台所に立ちっぱなしだったゴ★ウさんが、フラフラと部屋の外へ。
約1時間後、寝室に入った私の目に飛び込んできたのは、さっき部屋から出て行ったゴ★ウさんその人で。

安らかな顔で、全身をまっすぐに、指の先までまっすぐに伸ばして寝ている姿

に、どう反応していいか解らず、ドアの前で立ち尽くしていた私の気配を察してか、
むくりと起き上がり、寝ぼけ眼できょろきょろとあたりを見回した後、私を見つけ、
再び眠りについたゴ★ウさん。これでもかというくらいまっすぐにすやすやとご就寝。
寝てるときも隙がないんですね、ゴ★ウさん。

何はともあれ。 3日間、ご迷惑お掛けして大変申し訳ありませんでした。
もしも、もしも次があるならば。
今度こそは、カレーと焼きソバ以外の料理を皆様に……

余談になりますが。
ごはん前、しばしの休憩中に足裏マッサージ大会を始めたらしい脚本チームの方々。
台所まで叫び声が聞こえます。
中でも一番叫んでいたのが、OOプロデューサー。

「ぎゃー! いたいいたい!! もうヤメテー!!!」

と台所まで丸聞こえの悲鳴はどこか嬉しそうで……
OOプロデューサーの新たな一面を垣間見た気がしました。
2週間後、思い出したかのように同じ事を私にしようとしたことは心の中に留めておきます。

2005年9月16日 OO

こんにちはOOです。
もう9月も半ばですね、日時が経つのは早いものです。
「BLOOD+」のアフレコは毎回午前中から始まります。
アニメ業界の時間的にはかなり早い時間です、当然到着するのはギリギリになります。
最寄の駅から録音スタジオまでは徒歩で15分くらいの距離です。
いつものように、駅を降り、炎天下の中、汗をかきながら時間に間に合うように早歩きで
むかっていると一台のタクシーが僕をあざ笑うかのように抜かしていきました。その中には
煙草をくわえ優雅な姿で座っているOTKCプロデューサーの姿が!
僕は赤信号で止まっていたその車に便乗しようと大汗を掻きながらそのタクシーに駆け寄り
ました、しかし、あと5メートル位の所で信号は青に……。
大声で「OTKCさん、待ってくれ!」と叫ぶ僕、しかし無情にも車は行ってしました。
後でOTKCさんに自分の声が聞こえましたかと聞くと「全く、聞こえんかった」との事……。
今度はもっと早く起きるように、いや、もっと大きな声で呼ぶ事にします。