作品紹介BLOOD+
- 各話紹介
- 第1話「ファーストキス」
- 第2話「魔法の言葉」
- 第3話「はじまりの場所」
- 第4話「アブない少年」
- 第5話「暗い森の向こうへ」
- 第6話「おとうさんの手」
- 第7話「私がやらなきゃ」
- 第8話「ファントム・オブ・ザ・スクール」
- 第9話「それぞれの虹」
- 第10話「あなたに会いたい」
- 第11話「ダンスのあとで」
- 第12話「白い霧にさそわれて」
- 第13話「ジャングル・パラダイス」
- 第14話「さいごの日曜日」
- 第15話「おいかけたいの!」
- 第16話「シベリアン・エクスプレス」
- 第17話「約束おぼえてる?」
- 第18話「エカテリンブルグの月」
- 第19話「折れたココロ」
- 第20話「シュヴァリエ」
- 第21話「すっぱいブドウ」
- 第22話「動物園」
- 第23話「ふたりのシュヴァリエ」
- 第24話「軽やかなる歌声」
- 第25話「赤い盾」
- 第26話「サヤに従うもの」
- 第27話「パリ・ジュテーム」
- 第28話「限りあるもの」
- 第29話「呪われた血」
- 第30話「ジョエルの日記」
- 第31話「壊れゆく盾」
- 第32話「ボーイ・ミーツ・ガール」
- 第33話「信じるチカラ」
- 第34話「俺たちのいる世界」
- 第35話「希望のない明日」
- 第36話「すれちがう想い」
- 第37話「狂おしいまでに」
- 第38話「決戦の島」
- 第39話「魔法の言葉をもう一度」
- 第41話「私の居場所」
- 第40話「シュヴァリエの見る夢」
- 第42話「響く、歌声」
- 第43話「こころ乱れて」
- 第44話「光の中に」
- 第45話「手のひらを太陽に」
- 第46話「あした天気になあれ」
- 第47話「全ての血を超えて」
- 第48話「摩天楼オペラ」
- 第49話「二人の女王」
- 第50話「ナンクルナイサ」
2006年7月
2006年7月5日 巴御前
ある夏のように暑かった日、ゴ★ウさんの一言。
「巴御前、糖分をロ取しな……干からびるから。」
若干、違和感を感じたのは、たぶん、きっと、いや絶対
暑さのせいだと信じたいです。
2006年7月12日 ゴ★ウ
お疲れさまです。ゴ★ウです。
巴御前と目が合ったので、ニッコリほほえみかけたら、
巴御前の動きがピタっと止まって、金縛り。
そんで震える声で言いました。
巴御前「私…何かしちゃいましたか…?」
マティと目が合ったので、ニッコリほほえみかけたら、
マティの動きがピタっと止まって、目をひんむき。
そんで震える声で言いました。
マティ「ゴ★ウさん、一体俺が何したっつーんですかっ???」
かってOPを回してくれてた
制作T田君と目が合ったので、ニッコリほほえみかけたら、
T田君の動きがピタっと止まって、巨体縮め。
そんで震える声で言いました。
T田君「ぼ…僕なにもしてないっすよ…?」
うん、みんな何もしてない。
そして、私も何もしてない。
ニッコリとほほえんだだけ。
正直凹みました(泣)
第5回 BLOOD+の作り方 「~作画監督のお仕事!その1~」
どうも、お久しぶりです! 新人広報のぺ子でございます。
さて、前回は「本読み」という作業におじゃましたのですが、
今回はアニメーションの要である“作画作業”に迫っていきたいと思います!
作画作業とはまさに画(絵)を作り出す作業です。一口に作画作業といっても、
作画監督、原画、動画(※1)……など色々なお仕事があります。
今回は作画の頂点ともいえるお仕事
総作画監督(※2)の石井明治さん(※3)にお話をうかがっちゃいます!
—–はじめまして、新人広報のぺ子と申します。
どうも。
—–作業机(トップ写真参照)、戦場のようですね(笑)
あれね~、汚いから。あんまり見せたくないなぁ。なんかこう、綺麗な机に、ぺラッっと作業中の用紙があって、優雅に紅茶を飲みながら、クラシック聞きながら、って感じの作業風景とかならみせたいな~と思うけど。あれはなぁ…(笑)
—–いやいや、俺たちの世界! って感じで素敵です!
でも、ちょっと前まで机の横にチェロがあったから、なんとなくソレに近づいてたんだけど。作画参考用にだけどね。
—–話は変わりますが、作画作業は基本的に手書きですよね。鉛筆に対するこだわりってありますか?
大体FとかHとか。固めの鉛筆を使うことが多いかな。細い線を描くから、それくらいの硬い鉛筆をこまめに削りながら使うの。
—–ふむふむ、細い線ですか~。確かにBLOOD+の絵は線が細いですね!
細い線は、やっぱり自分の好みだからですか?
好みとかこだわりっていうよりは、後の作業をする人が線を拾いやすいように、かな。他のスタッフが描いた絵に修正を入れるとき、直しの線が太いと、その線のどの部分を拾っていいか分かりづらいからね。線が細いと、その辺が明確になるでしょ?
—–おお、そんな現実的かつ親切な理由だったのですねぇ~!
細い線といえば、作画さんの中にはシャーペンを使う人も居ると聞いたのですが、
石井さんはシャーペンを使ったりはされないんですか?
僕は鉛筆ですねぇ。シャーペン、使おうと思ったこともあるんですけどね。でもね、シャーペンって実は細くないんですよ。
—–えぇ? そうなんですか?
そうそう。先端を削れないから、芯の太さ以上に細くできないというかね。あと、線が硬くなるような気がして。滑らかじゃないというか…う~ん。言葉では説明しづらいなぁ(笑)
だったら、HとかFとかの硬い鉛筆をキンキンに尖らせて描いた方が細くて綺麗。でも力入れすぎて肩が痛くなったり、手首が痛くなったりしちゃうんだよね。
—–それは腱鞘炎とかじゃないんですか? 大丈夫なんですか??
そこまで重症ではないけどね。肩が重かったり、指が痺れたり。年齢的に四十肩かもしれないけど(笑)
あとペンだことかできてるかな。
—–作画さんの持病のようなものですよね、ペンだこは…。
でも僕のペンだこは場所がへんなんだよ。他の人と場所がずれてるの。鉛筆の持ち方がおかしいんだよね、多分。
—–第2関節に! たしかにちょっと不思議な場所にできてますね~。指が痛くなっちゃった時の解消法とか、あるんですか?
指にね、ティッシュペーパーを巻くの。ぐるぐる。それで、鉛筆もって描く。そうすると、あんまり痛くないかな~?
—–えっ! なんだか鉛筆持ちにくそうですね、それは
持ちにくいよ! でも痛くて描けないより全然マシだからね。
—–う~ん、素晴らしいプロ根性です! さて、次回はそんな石井さんのお仕事のうち「キャラクター設定制作」のお仕事についてお話をうかがいます! おたのしみに~。
- ※1……
- 作画作業の仕事には大きく分けて「作画監督」「原画」「動画」のお仕事があります。大雑把に説明しますと、作画監督はお話全体の絵のニュアンスなどを統一する役割。名前のとおり、作画の監督です。
原画は担当カットのレイアウト作業、そのカットのポイントとなる絵(主に動きはじめと終わり)を描きます。
動画は、原画の描いた絵と絵の中割りとなる動きの部分を担当します
- ※2……
- 総作画監督とは、BLOOD+のようなテレビシリーズのアニメーションで多く設けられる役職です。
テレビシリーズの場合、「作画監督」は各話数の監督。
「総作画監督」は、さらにそれを統括する役割で、シリーズ全体の作画作業を監督します。
- ※3……
- 石井明治(いしいあきはる)さん。8月9日生まれの獅子座のO型。
言わずと知れたBLOOD+の総作画監督です!
BLOOD+の作画のクオリティを支える、スーパーアニメーター!
代表作
1989年「機動警察パトレイバー 劇場版(原画)」
1993年「機動警察パトレイバー2 the Movie(原画)」
1994年「BLUE SEED(原画)」
1995年「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊(原画)」
2001年「サクラ大戦 活動写真(作画監督)」
2002年「テニスの王子様 A DAY OF THE SURVIVAL MOUNTAIN ~恐怖の強化トレーニング!~(キャラクターデザイン/総作画監督)」
2005年「劇場版 テニスの王子様 二人のサムライ THE FIRST GAME(総作画監督)」
2006年「BLOOD+(総作画監督)」
などなど
実は可愛いキャラクターものが好きという噂…!
2006年7月31日 ゴ★ウ
お疲れさまです。ゴ★ウです。
先日、連日連夜働きヅメのマティが
電話口で舌が回らず凄いコト言ってました。
マティ「そこはエロトレでお願いします」
エロトレって何っ!それって色トレの間違いじゃ!
先方様から、そして制作スタッフ一同からの
馬鹿ウケかつ激しい突っ込みの嵐に焦ったマティ。
マティ「すいません、頭がエロトレでいっぱいで」
何っ!エロトレで頭がいっぱいいっぱいなの!?!
つかまだ言い間違ってるよ!しっかりしてっ!!!
先方様から、そして制作スタッフ一同からの
馬鹿ウケかつ激しい突っ込みの嵐に焦ったマティ。
マティ「俺、今なんて言ってるのかわかりません…」
頑張れマティ!
そして今日は家に帰って仮眠を取れ!!!
ってな感じ。
* 色トレ:色トレースの略称。