作品紹介シュヴァリエ

第7回 亜矢の言葉ありき!「OVER NIGHT」

今回は、『シュヴァリエ』のエンディングテーマ“OVER NIGHT”を歌う亜矢さんに、文書にてお答えいただきました。

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名前
亜矢(あや)
経歴
北海道出身。2002年、ニルヴァーナやパール・ジャムのメンバーも参加した衝撃のデビューアルバム『戦場の華』を発表。デビュー直後にサマーソニック出演を果たすなど、新世代の女性ロック・アーティストとして話題となる。2004年に発表した2ndアルバム『バグダッド・スカイ』はBMGワールドワイドの作品に認定され、世界40カ国でメジャー発売という、日本語ロックとして前代未聞の快挙を成し遂げた。「OVER NIGHT」は約2年ぶりの新曲である。
http://www.bmgrock.com/aya/

——テレビシリーズ「シュヴァリエ」をご覧になり、どのような印象をもたれましたか?

 『報復する』という言葉がこれほど爽快に思えたのは初めてかもしれません。

——今回「シュヴァリエ」のために“over night”を書き下ろしてくださったと伺いましたが、作詞作曲されるにあたって、どのようなポイントから曲をイメージされたのでしょうか?

 初めて目にしたイラストが、燃えるパリの街を背に返り血を浴びたデオンがリアの手を牽いて歩いている姿でした。その一枚の絵から詞の世界を膨らませました。

——亜矢さんが「この曲ならでは」の音楽的なアプローチはありましたか?

 ギターサウンドに“メモリーマン”を多用し、懐かしさや浮遊感、温もりのあるサウンドにしたことです。

——音楽という視点から、アニメーションに関わっていただくことで、アニメーションの表現と音楽の表現に共通なものがありましたらお聞かせください。

 まっさらな状態から思い描くモノを作り上げる過程は同じだと思います。表現の仕方が映像か音かというだけで…どちらも素晴らしいと思うのは、出来上がった作品に惹かれた方々の感情を揺さぶることができる事です。

——アニメーションから受ける刺激が、ご自身に影響を与えるようなことがありましたらお聞かせください。

 アドレナリンがでます。

——「24人のシュヴァリエ」では、“○○の言葉ありき!”という質問をさせていただいております。亜矢さんにとっての「シュバリエ」を一言で表すと、どのような言葉になりますでしょうか?そしてその心は?

“OVER NIGHT”
闇から光へという意味を持たせています。

「OVER NIGHT」はdaiki kasho氏と一緒に制作し、真夜中に生まれた曲です。未完成のままだったこの曲が、今回「シュヴァリエ」のエンディング・テーマに決まった事で完成に至りました。ストーリーを追うごとに明かされてゆく真実のように、闇から光へとこの曲が「シュヴァリエ」と供にある事を嬉しく思っています。

——最後に、シュヴァリエの視聴者に向けてメッセージをお願い致します。

 ロビンが可愛くてたまりませんよ。