作品紹介シュヴァリエ

2006年10月20日 花

川島が資料を集めるのに厄介な物がいくつかあります。
その一つに「脚本で抽象的に書かれた物」というのがあります。
例えば第6話で出てきた「花」。
脚本にも…

アンナ「そのお花、持っていっちゃうの?」

デオン「あ――」

手にしていた花のことを思い出すデオン。(第6話脚本より抜粋)

としか書かれていない。

……どんな花やねん!

心の中だけでツッコミをいれつつ、選んだ花はパンジー。
うん、可愛いし、季節も合っているし、○○○にも出来るし……。

「パンジーって19世紀に出来た花ですよ」

…………じゃあ、アネモネ。
花言葉も紫なら「あなたを信じて待つ」だし…
って、デオンから渡すんじゃ逆だろ!
…まあ、いいか。

とまあ、こんな感じで決まっていきます。
あっ、でも全部こうだとは思わないで下さいね。全部ではないですよ、全部では…。

因みにオープニングの花もアネモネです。